オラクルカードは悪魔だ?目覚めたドリーン・ヴァーチュー氏が巻き起こす議論

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こんな悪魔ならやられちゃうなぁ

オラクルカード知ってます?

面白い情報を耳にしました。
書店なんかの精神世界とかスピリチュアルコーナーに時々ある

「オラクルカード」

私はあれを人目も気にせずやりまくるタイプの人間なのですが(結構やばいやつや)
以前じっくりカードめくって楽しんでいたら、変なおばさんに「こう言うの興味あるんですか?」と絡まれて、「い、いえ、まあ…」とかたじろいでたら、最終的にお手当て療法的なことをされた思い出があります。

はたから見たらやばい光景だっただろうなと思います。(お手当ての効果はよくわからなかったし、結局おばさんも謎だった)

ヴァーチュー、オラクルやめるってよ

そんな「オラクルカード」ですが、考案・監修されたいるのが

「ドリーン・ヴァーチュー」

さんと言う方。

ぶっちゃけ最近まで、私はその人自身のことよく知らないし、誰が作ろうが関係ねえくらいに思っていたのですが、
この人がある時(2017年くらいかな?)キリスト教に目覚めてキリスト以外一切のスピリチュアル系のものを取りやめると言いだしたそうです。

オラクルカードは、それを使った占いみたいなことを仕事としている人もいたり、講演会・ワーク・関連グッズなどの商品や、チャクラとか妖精なんかも商品化されていて、とにかくいろんなお金が絡んでいるので、各所に一大議論が発生しました。(大人の事情)

実際そのニュースを聞いたときは私も「まじか!」くらいには思った記憶があります。

まあ、結局管理会社みたいなところにそれらの利権が移る形で、現在でもオラクルカードは販売されているみたいですが。

リストが出てきたぞっ!

そして問題はここから!
2019年1月21日!彼女のブログで「手を出さない方がいいニューエイジのリスト」なる記事を投稿したのです。
それがまたすごくて。

以前から否定していたエンジェルカードエンジェルリーディングはもちろんのこと、エイリアンヨガ「オーマイゴット」と言う言葉まで否定しているのです。(「オーマイゴット」はさすがに笑ってしまいました。)

そこで、全体像がよくわからなかったのでヴァーチュー氏が全部やめることにする意思表明の動画を見てみました。

「ドリーン・バーチューがイエスに出会い、占いもアセンデッドマスターもオラクルカードも止める!」

ヴァーチュー振り切ってんねぇ〜

彼女はもともと霊とかが見えるタイプの人間だったらしく、まあ奇跡体験アンビーリバボーだったことがわかります。
その後、いろんな目覚めの過程でキリスト教以外のものはやめにすると決めたと言うことらしいです。

私が感じるのは、「ヴァーチュー氏が何か目覚めたのはいいこと」だなと思うのですが、「他者の否定」はいただけないなと言うところです。

時代が変化し続けている現代では、少し昔に信じていたことも簡単に古くなり、不要になることがあります。
ですが、その時には”それ”が必要だったと言うのもまた事実です。
彼女はその役割を全うしたとも言えそうですね。

ヴァーチュー氏のオラクルカードには救われた人もたくさんいると思うし、これからも救われる人もいると思います。
もちろんカードだけではなく、彼女の発信するメッセージにも元気つけられる人ってたくさんいると思います。

それをやめてしまうのは残念な気がします。
でも実際のところ、ヴァーチュー関連はかなり利権とかにやられているなと感じました。
講座とか、認定資格とか、めっちゃ形式張っているし、ビジネスライクな人が関わりすぎて、ごちゃごちゃしちゃっていると感じました。
彼女なりにその辺をスッキリさせたかったのかなと。

それにしても、本人がリストでそれらを否定しちゃってるのは個人的に残念。

ニューエイジ思想のビジネス化

聞いたところによると、実際にニューエイジ思想を利用してお金儲けしている人もいるし、それこそ”聖書のように”本来の意図が捻じ曲げられていることも多く見受けられるようになってきたらしいです。

なにせ我々(ヴァーチュー含め)には正確な形而上学の知識が少ないので、手探りで進んでいくうちに間違った方向に進むことって少なくないのかもしれません。

また、それを利用してくる人々や存在がいることも事実です。

そんな知識のない人たちがオラクルカードに気軽に触れてしまうことに危機感を覚えるのは、まあなんとなくわかる気がします。
悪い人の食い物にされやすいですからね。(ヴァーチュー含め)

かく言う私も、その一人です。(力強い眼差し)

ちょっと話がオカルティックになってきましたが、騙されないようにするには
自分の価値観をしっかり持つこと
ができるかどうかかと。
自分で自分をよく知っているか。それに従って判断できるかどうか。


ある意味ヴァーチュー氏のように、自分の価値観をしっかり持って物事を判断していくことができれば、取り返しのつかないやばいことになることは少ないかもしれません。
たとえ今辛くても、いずれもっと楽に生きられる方法に気がつく時がくるでしょう。

我々も、例え間違った道を進んだとしても、自分の人生に責任を持てるのであれば問題ないと思うんです。

また、私はニューエイジの「いいとこ取りな考え方」に賛成なので、
”自分自身が自分の人生を作り上げていける”(条件付き)と考えています。
その考えで行くと、ヴァーチュー氏は自分の外(キリスト)に何かを求めているなあと感じました。

「答え」はキリストが運んでくるのではなく、自分の中にあるんじゃないかと。

ヴァーチュー、聖書始めるってよ

彼女がキリスト教の洗礼を受けて、何か一つ皮が剥けたのは本当だと感じましたが、これからもっと考えを深めていけるとも感じました。
どんだけすごそうな人であっても、人生に迷うことってあるんだなと実感しました。

で、動画中彼女が何回も言及する「聖書」ですが、私はあれにはたくさんの解釈あって、正解はないって見方を支持してます。

どこかで、「現代の聖書や仏教の教えは、本来キリストとブッダが意図したこととはかけ離れてしまっている」と言うのを見かけました。
本人たちは死んでしまったので、弟子たちが自分の解釈を入れつつ、都合がいいように変化させていったんじゃないかと言うことですね。
まあわからなくもない。

そんな「聖書」唯一の判断基準だとしていろんなものを否定するのってちょっと無理ないかなぁと思ってしまいました。

聖書の話が本当がどうかは別にしても、
”何か一つだけが絶対の正解”
っていう考え方に私は共感できません。

私は「なんでもありの世界の中、自分にとって価値あるものを見つけていく」って方が楽しそうだなと思うんで。
例えて言うなら血界戦線の”へルサレムズ・ロッド”みたいな世界。

なので、今回のヴァーチュー氏のリストの話は深イイ話的にいうと
「うーん…」
でした。

リスト参考にならないってよ

それこそ彼女の選択の自由を奪うつもりはありませんが、私の選択の自由を奪われる義理もないので、そう言う意味ではわ””私は”あのリストってあんま参考にならないなと思います。

ただ、彼女の動画と行動には学ぶべきところが多くて、宗教観信念自己肯定と他者否定変化と迷いとかを学べるなと思います。

私も現在進行形で変化を体験しているので、彼女の変化がどこか自分ごとのように感じます。(変化に関してだけね)

彼女、慈善施設に寄付するくらいの収入はあるってことですよね。うらやましいす。私にはありません涙

そんな感じで、みなさんとヴァーチュー氏にジーザスの加護がありますように。

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1 comment on “オラクルカードは悪魔だ?目覚めたドリーン・ヴァーチュー氏が巻き起こす議論”

  1. なお 返信

    とてもフラットな考え方をされているのが素晴らしいと感じました。

    …何も深いことが言えないのにコメントしてすみません。

    でもほんとに、素敵な記事だと思ったので。
    ありがとうございます。

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