パンドラの箱

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John William Waterhouse – Pandora

パンドラの箱


プロメテウス神は与えることが禁じられていた”火”を人間に与えました。

それに怒ったゼウス神は、人間に”厄災”を与えるために美しい女の「パンドラ」を作りました。

彼女が地上に降りる際、ゼウスは”開けてはいけない箱の贈り物”をしました。

”厄災”のない地上に降りたパンドラは箱を開けてしまいます。

すると中からはありとあらゆる”厄災”が飛び出しました。

慌てたパンドラは急いで箱を閉じましたが、 地上は厄災が満ちる世界となってしまいました。

そして、パンドラが閉じた箱には希望が残っていました。

”パンドラの箱”は一つだけではない。
誰の中にも存在する。
誰の中にもあるパンドラの箱は、開かなければ何も起こらない。
だから誰しも開けたがらない。気付いていても目を逸らす。
なぜならパンドラがその箱を開けたことで、箱の中身を知っているから。
”厄災”も”希望”も使い方次第。
それは神の”贈り物”。

パンドラの箱の中身は、「人間が向き合う必要があるもの」で、その先に”神の世界”が広がっている。

プロメテウスによって”火”を与えられた人間は、楽園で暮らす存在ではなくなり、”自らが世界を作り出す”神々の仲間入りを果たすことになる。
しかし、未熟な人間は”火”の使い方を学ぶ必要がある。
そのためには”厄災”のある世界で自分と向き合い、より深い存在へと進んでいく必要がある。

多くの人が自らのパンドラの箱を開け、向き合い、正しく乗り越えて行けるよう祈ります。

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