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”相手を思いやる”とは〜私の現在の課題〜

現在進行中の私の課題

今私が向き合っている課題について恥を忍んで書きます。

 

相手を思いやること

本題の前に私の個人的な性質について触れておきます。

私は根っからの相手中心タイプで、相手のことから思考を進めていきます。(これについてはまた別記事で書きます)

とにかく相手に尽くすタイプです。それゆえ今までたくさんの苦労をしてきました。

 

例をあげると

・会社のために身を粉にして働く

・付き合っているパートナーのために自分の時間を割いて家事をする

・親のために世間体のいい仕事をする

などです。

 

どれも自分から進んでやったことで、それに対して何かの見返りを求めている訳ではありませんでした。

とにかく本質的に自分が犠牲になって相手を幸せにしようとしてきました。

ある意味間違っていないと思います。方法は間違ってますけど。私の魂の性質には奉仕があるらしいので。

 

ここにきて

ここにきて私はその自分のあり方を見つめ直すことになっています。

直感的にもメッセージ的にも、自分を強く保たなくてはならないと感じています。というより本来の自分を取り戻すといった感じでしょうか。

以前ヒプノセラピーを受けたことがあるのですが、その時のメッセージが蘇ります。

その時は中華風の着物を纏った髭面のおじさんが出てきて、荒れている大地に何か儀式を行っていました。

そしてその人は自分の部下に暗殺されて最後を迎えました。なんとも暗いお話でした。

そしてその人からメッセージをもらいました。それは

「もっと自分を強く持て」

というものでした。その時は「立派な髭のおじさんにそう言われたら説得力あるな」くらいにしか理解できませんでした。

今となって意味を理解し始めています。自分を強くね、ウムウム。

 

 

これからの時代の話

これからの時代は自分が幸せになることで、他人を幸せにすることができる時代だと思います。

相手の幸せのために自分が犠牲になってはいけないのだと。

つまりそれは

・家族のためにやりたくない仕事をする

・子供のために趣味を我慢する

・会社のために自分のプライベートでやりたいことを我慢する

といったスタイルはうまく行かなくなっていくんだと思います。

 

勘違いしないで欲しいのは、自分の幸せを追求することと自己中心的に振る舞うことは違うということです。

本当に心の底から願う自分の幸せを追求すれば、自然と周囲の人も笑顔に幸せになっていきます。

自由意志のところで触れた「あるレベルに達すると、意識は宇宙の意識と同じ方向をむく」ということに繋がります。

自分の魂が望むことは自分が生まれる前に決めてきたことでもあります。それをすることで周囲が不幸せになることは本来的にありえません。もしそんなことが起これば人生の設計ミスですし、神の否定に繋がります。すなわち世界の否定です。

ただ、時代や周囲の人がついてこれない場合はあります。例えば1970年代のヒッピーの人たちは自分が理想とする環境を求めましたが、時代がついてこられずに厳しい環境を過ごしてきました。今の時代で荒ればナチュラル志向、愛と平和を叫ぶことは当時ほどの反感を買うことはないでしょう。とはいえこれに関しても、計画的にやってきたことでトータル的に見れば本人にも地球にも学びがあり、必要なことだったと私は感じています。

そういった場合もありますが、それはよっぽど世界を変革し、破壊していくという使命を持った人出ない限りこれからの時代はありえません。

これからの時代は自分も幸せ、相手も幸せというスタイルが広まっていくと感じます。そうでない場合は何かしらの問題を抱えていくことになるか、自分を見つめ直す状況に陥ると思います。

 

私の話

私の話にもどります。私は相手に尽くすタイプとお伝えしました。

とはいえいくら尽くすといえども、自分にも曲げられない芯はあります。おかしいことはおかしいと言えますし、違うと思えば拒否もします。イエスマンという訳ではありません。我慢強いのともちょっと違うかな。一本芯があるという感じです、

ところが現実の相手を前にすると、どうしても相手を優先してしまいます。相手を慮ること自体は素晴らしいことなのですが、自分の場合は度が過ぎるようです。

「お昼ご飯何食べたいかを相手の食べたいものに合わせる」とか、「家事を自分が行う」程度だったらまあ問題ないのですが、自分の場合は相手のために自分の果たすべき役割を放棄するという状態に陥っているようです。

まあ当然そうなれば自分が決めてきたことを行うことができないので人生の修正をかけられます。それが今の状態です。

そう思って振り返ると自分を中心に選択してきたことが少ないことに気がつきました。完全に今思うとです。見えない何かのために生きてきた感じですね。自分がここにいるのに。

なのでこれからは自分の心の声に耳を傾けて、自分がするべきことの方に進んでいかなくちゃなと気付き、頑張っているところです。うんとこしょどっこいしょ。

 

相手にとっても実は害になる

相手に尽くすことって表面上いいことのように思えますが、実は相手にとっても害になる場合があります。

例えば料理を代わりに作るとしましょう。これは料理をしてあげることが相手のためだと思って行う場合です。

相手は料理をしなくて済み、その間何か別の頃に時間を使うことができます。一見良さそうに見えますが、実は料理を通した相手の学びを奪っていることになります。

これは極端な例ですが、このように相手のためにと思うことが実は相手の学びを奪う結果になることもあるのです。

過保護な親は子供のために良かれと思ってやっているのと同じ状態でしょうか。

やはりそこにはエゴがあります。

相手のためと言いつつも本当は自分のためなのです。それではうまくいくわけがない。

さらに問題は人生の大きな選択ほど相手タイプの人間は、色々な相手を仮想して判断材料としてしまうということです。

あなたの人生はあなたしか歩めません。もちろん周囲の人が喜ぶ人生はとても素晴らしいものであると私も思います。

しかし、周囲の人の幸せを判断基準にすべきではありません。あなたはあなたでいることが第一の幸せの条件なのです。あなたが幸せになることはあなたの心の奥底から湧いて出てくるものです。それ以外の基準を持ち込むことはあなたの幸せを他の尺度で考えることになります。あなたはあなたを生きればいいのです。

あなたを生きればあなたの大切な人は自然と笑顔になっていきます。それこそが本当の双方の幸せだと思いませんか?

 

一回全てをまっさらにして、思考でもなくマインドでもなくあなたの魂に問いかけてみてください。

全てを排除してもまだきになるものそれこそが”本当の望み”です。それこそがあなたたらしめる”本当の幸せ”です。

 

 

 

 

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